「わたナギ」大ヒットから5年…多部未華子「対岸の家事」にのしかかる2ケタ視聴率期待とTBSの“自信”
新年度。テレビも春の改編で新番組が始まるが、GP帯の春ドラマで先陣を切るのが、4月1日スタートの「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」。TBSの火曜夜10時枠では「私の家政夫ナギサさん」以来5年ぶりの主演となる多部未華子(36=写真)が、当時とは真逆の“専業主婦”を演じる。
「女性を主人公に恋愛やお仕事を描いてきたTBS火曜ドラマですが、近年はどの作品も世帯視聴率が5~6%台。ネット上で評価されることも多く、視聴率も極端に落とさず安定はしているものの、かつての『ぎぼむす』や『逃げ恥』のような、多くの人が夢中になるヒットが出ていないのは確かです。そういう意味では最終回で19.6%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と20%近い数字を叩き出した『わたナギ』の多部さんへの期待は大きいでしょうね。ほとんど番宣の期間もないまま4月1日にスタートするのには、TBSの期待と自信が見て取れます」(テレビ誌ライター)
「対岸の家事」は、2019年に火曜ドラマ枠で放送された「わたし、定時で帰ります。」の著者・朱野帰子氏によるお仕事小説のドラマ化。多部が演じる専業主婦の詩穂が、江口のりこ(44)演じる働くママや、ディーン・フジオカ(44)演じる育休中のエリート官僚パパなど、価値観の異なる「対岸」にいる人々と交流しながら「生きる道」を見いだしていく、《家事をテーマにした新たなお仕事ドラマ》(公式サイトより)だ。