ものまねホリの“ランパブ流し”時代 「店の奥で下着の女の子と待機して…」
【泣いて笑って踏ん張って 役者芸人貧乏物語】
<ものまねタレント ホリ>
もともとお笑いが好きだし、思い出づくりのためにも大学の時、フジテレビの素人参加のモノマネ番組を受けたんですよ。で、落ちた。僕は卒業後に広告関係の仕事に就きたかったから、広告会社とフジテレビの面接を受けて、それも落ちた。だから、フジは芸人と社員の両方で落ちてる。でもその後「笑っていいとも!」で素人参加の企画に出川哲朗さんのマネで受かり、初めてテレビ出演しました。
そのオーディションで何度も一緒だったコージー冨田さんに、「ホリ君、うまいからプロにならないの? 働きながらキサラ(新宿のショーパブ)で演ってる人もいるよ」と誘ってくれた。コージーさんはすでにテレビに出てて、僕はリスペクトしてたから、コージーさんが出てる日は店へ見にいくようになったんです。
サラリーマンとしては99年入社で00年1月には会社を辞めてました。コージーさんを見てたら僕もやりたくなっちゃって。でも、それからが大変。一度、千葉の実家に戻り、バイトしながらオーディションを受けたり新宿のショーパブに出してもらったりしてたけど、交通費がかかるので都心に一人暮らしを始めた。その後はショーパブとバイトとオーディションの日々。