地上波NGのお色気企画も 「スマホ向け番組」は手軽さから質へ
テレビ離れが止まらない。LINEの田端信太郎・上級執行役員が「20代にとってスマホが本妻、テレビは愛人」と表現していたが、今や映像はスマートフォンやタブレットで見る時代。もっとも、その理由が“いつでも・どこでも”の手軽さばかりにあるのではなく、むしろスマホ向け番組の方が断然面白いのだ。
今月10日から本格放送が始まった「セクシーショット大百科」(第2・4火曜=22時30分~23時)。初めて番組名を聞いた人がほとんどだろうが、それもそのはず、ドコモが配信するスマホ向け「NOTTV」の番組なのだ。
「謎の和風美女の祥子さんと俳優の飯田基祐さんが司会役となり、番組お決まりのセクシーフリップ拾い、ティッシュネタなどお色気満載でお送りしております。過去のスペシャル版が好評のため、今回レギュラー化させていただきました」(運営会社のmmbi担当者)
■キワドイ企画がテンコ盛り
女性のセクシーな瞬間ばかりを追った「セック瞬」やエンドロールで流れる「日常のセックス」など、“これでもか”というHな企画が山盛り。規制に縛られ過ぎた今の地上波には絶対にできないハチャメチャぶりだ。