地上波NGのお色気企画も 「スマホ向け番組」は手軽さから質へ
「それでも見たいという人が増え、米国ではスマホでの視聴時間がテレビを逆転しています。当然、吉本興業は10年ほど前からスマホ番組に注目していました。70年代、80年代のテレビのような“お金はないけど企画で勝負”といったテレビマンの気概が、スマホ向け番組を作っている人たちに感じます」(作家・増田晶文氏)
NHK放送文化研究所の調査によると、5年前に比べ20~50代の層でテレビを「ほとんど、まったく見ない」人が増加している。30代以下の人にとって1番目に欠かせないメディアは「インターネット」だ。