新井被告逮捕の余波で失速が懸念される“CM王”ムロツヨシ
何せムロは現在「パナソニック」「りそなホールディングス」「スズキ」など十数社の大手クライアントとスポンサー契約を結ぶ“CM王”なのだ。ツイッター騒動直後から、ムロは所属事務所幹部とともに各スポンサーへ謝罪行脚したという。とりあえず“最悪の事態”は回避できたが、今度はテレビ局が夏以降のムロのドラマのキャスティングに関して尻込みし始めているそうだ。
「昨年、TBS系の連ドラ『大恋愛~僕を忘れる君と』で戸田恵梨香と共演し、さらに評価を高めたムロは、各局ともキープしたい役者のひとりでした。各局とも昨年暮れからムロに“揉み手”で出演交渉を重ねてきました。出演料も急騰しつつありましたが、今はいずれも“フリーズ状態”といいます」(芸能プロ関係者)
果たしてムロは今の自分が置かれた事態の深刻さをどれほど理解できているのか。
先日、新井被告の元恋人の夏帆が今も新井被告と同じマンションで母親と暮らしていることが報じられた。なぜ、あんな報道が出たのかといえば、理由はハッキリしている。恐らく、芸能マスコミは夏帆を追っていたのではない。新井被告の自宅付近で新井被告とムロが接触する瞬間を手ぐすね引いて狙っていたら、たまたま夏帆が撮れたのだろう。ほとぼりが冷めたころにムロが“弟分”の新井被告を励まそうとするのは目に見えている。芸能マスコミにはそんな確信めいたものがあるはずだし、だからこそ当面は取材の手を緩めないはずだ。
ムロが新井被告と2人でいるツーショットはもちろん、新井被告の部屋にムロが差し入れに行く様子が撮られた瞬間に、間違いなくムロはテレビから姿を消すことになるだろう。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)