飯島直子は自分のアソコに水着の上からポラで割れ目を…
野田義治は雑誌グラビア、イメージビデオ、すべての撮影現場に顔を出し、ときにはカメラマンや監督以上に自社のタレントに指示を出す。
露出を抑えるようにカメラマンに圧力を加えるのではなく、その逆。もっと露出するように、もっと大胆なポーズをするように、むしろカメラマンや監督以上のことを要求するのだ。
「よく女の子を泣かせましたけど。たとえば後ろ向きで水着撮ってる。ブランコ乗ってる。僕は“おまえ、もっと股開けー”って直接的な言い方するんですよ。後ろしか写ってないんだから脚を写さないといけない。そしたら股開かなきゃ写らない。カメラマンっていうのは、そういう直接的な言葉使うのがイヤだから、上手に上手に時間かけてもっていくんですよ。でもこっちは時間かけてらんないですよね。そのほうが早く終わるし、次のカットに移れるし」
数々の撮影現場に立ち会ってきた野田義治が、感嘆したモデルがいた。
「後にも先にも、こいつ最高って思ったのはこの子。飯島直子」
現場は、「11PM」のカバーガールたち7人を集めたホテルのプールサイドだった。