示談金拒否され…新井浩文“次の作戦”は執行猶予で俳優復帰
そこで次の作戦が立てられたと思う。「(新井が)合意があったと思っていたなら“強制性交”の故意はなかった」とした上で、暴行がないのだから強制性交等罪の要件は満たしていないという論理だ。暴行でないとされたら、もう一段軽い「強制わいせつ罪」となる可能性が出てくる。強制わいせつ罪なら6月以上10年以下の懲役なので、執行猶予が付く可能性が高くなるというわけだ。
■単館系映画なら出演は可能
新井被告は俳優仲間と飲んでいると報じられ、早く「俳優に復帰したい」と話しているという。執行猶予が付けば仕事を再開することも可能と考えているらしい。
知り合いの映画プロデューサーに彼の復帰について尋ねてみたら、「テレビドラマやCMなどの広告は無理ですよ。しかし大手ではない単館系の映画なら、製作委員会で資金を出すところがOKすれば、執行猶予中でも出演することは可能です」とのこと。新井被告の場合、知名度のある俳優も複数応援しているとされ、復帰作の共演で協力することもありそうだというから、何が何でも「執行猶予を勝ち取りたい」と考えるのもわかる。