新井浩文「同意の上」主張 気になる芸能界復帰の可能性は
「暴力は一切やってません。それと同意があったと思っています」
性的行為禁止を掲げる派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして、強制性交罪に問われた俳優の新井浩文被告(本名・朴慶培=40)は2日、東京地裁での初公判でそう言って、起訴内容を否認した。
起訴状によると、新井被告は昨年7月1日午前3時半ごろ、東京都世田谷区内の自宅で、30代の女性従業員の頭を押さえつけるなどの乱暴を加え、行為に及んだ。新井被告は性交したことは事実としつつ、頭を両手でつかむことなどはしていない。女性の態度などから合意があると錯誤したと主張した。
逮捕当時、警察の調べに「酒を飲んでいた。好みのタイプだった。申し訳ないことをした」などと新井被告は供述したとされる。証人尋問では被害女性の「とても悔しい思いをした。モノを扱われるような思いをした」とする声がモニターを通して新井被告に、そして傍聴席に響き渡ったが、新井被告は自身の逮捕によって公開中止となった映画「善悪の屑」の違約金など、億単位の損害賠償がのしかかる可能性があり、そのため、法廷で全面的に争う姿勢に転じたようだ。ある芸能プロ幹部はこう言う。