近代洋画の父・黒田清輝は法律家をめざしていた
日本近代洋画の父といえば、黒田清輝(1866~1924年)だが、初めは絵描きをめざしていなかった。父は、薩摩藩奉行役から明治政府の官僚になった人物で、黒田は英語と法律を学んでいた。明治17年にフランスに渡ったのは、法律の勉学のためだった。ところが、先にパリにいた画家たちに「君が…
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