松井守男画家
１９４２年、豊橋生まれ。武蔵野美術大学を卒業と同時にフランスに渡る。パリを拠点に制作活動を始め、アカデミー・ジュリアンやパリ国立美術学校に学び、またピカソと過ごす時間の中で大きな影響を受ける。２０００年にフランス政府から芸術文化勲章、０３年には最も栄誉ある勲章レジオンドヌールを受章。著書に「夕日が青く見えた日」（フローラル出版）がある。
「教育委員会の指導は『黒は色じゃないから使ってはいけない』」
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前回、子どもの感性を豊かにする方法を説いた松井氏。加えて、美術に対する学校の意識を変革する必要もあると語る。
「ある地方の自治体から私が出演した『日曜美術館』（NHK）を見て感銘を受けたということで、小学校の子どもたちに絵を教えてくれないかといったオファーが届いた。私は、…
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