科学の進歩と米捜査当局の執念! 38年前に亡くなった事故犠牲者の身元を特定
約38年前に意識不明の重体で発見され、その後死亡が確認された女性の身元が判明し、テクノロジーの進歩に加え、米捜査当局の粘り強い捜査が話題になっている。
1985年5月14日、ジョージーア州ニュートンの州道91号線沿いで、身元不明の女性が意識不明の昏睡状態で発見され、同年6月1日に死亡が確認された。
女性の頭部には外傷があり、検視の結果、トラックから転落、もしくは飛び降りたことによる事故死と判定された
女性の身元は判明しなかったが、ジョージア州捜査局(GBI)は日本時間2月1日、フェイスブックで、女性はフロリダ州セミノールで1985年5月に行方不明になったメアリー・アンガ・コーワンさん(当時28)だと発表した。
メアリーさんには4人の子どもがいて、そのうちの1人のDNAと遺体から採取したメアリーさんのDNAを照合した結果、親子関係が確定し、身元が判明したという。
GBIは2012年9月に、メアリーさんの遺体を掘り起こし、骨片からDNAサンプルを採取したが、その時は身元特定に至らなかった。