4.3億円の宝くじめぐる「天国と地獄」が話題…2人の米国人の明暗クッキリ
コンビニの客が、買ったばかりの宝くじをカウンターに忘れて帰ってしまった。従業員は、戻ってきたら渡そうとポケットにしまったが、その宝くじが億単位の大当たりだったと分かって……。
たぶんアナタは良心に従って、もしくは不正の発覚を恐れて正直に申し出るだろうが、「自分のものにしてしまえ」という悪魔の誘惑に負けてしまう人もいる。
米マサチューセッツ州レイクビルのコンビニ「レイクビル・マーケット&リカー」の女性従業員カーリー・ヌネス(23)もそうだった。今年1月17日、客が買って忘れた宝くじが300万ドル(約4億3400万円)の大当たりだと知り、着服しようとしたのだ。
2日後、カーリーは同州ドーチェスターにある宝くじ本部に出向き、くじを換金しようとしたが、くじがボロボロだったことなど複数の理由から、職員が不審に思って州警察に通報した。
コンビニ店内の監視カメラ映像が徹底解析され、カーリーがチケットを着服したことが判明。カーリーは窃盗や虚偽請求の罪で訴追された。