激オコの旧統一教会は死なばもろとも「岸田派狙い撃ち」…盛山文科相&林官房長官との“濃厚接触”をリーク
自民党の裏金事件で防戦一方の岸田首相がますます窮地に立たされている。あの銃撃の引き金となった旧統一教会(世界平和統一家庭連合)をめぐり、党の点検で伏せられていた閣僚との濃密な関係が次々に判明したからだ。
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よりによって、教団に対する解散命令を請求した盛山文科相(衆院兵庫1区)と、首相の女房役の林官房長官(衆院山口3区)ときた。いずれも政権から旧統一教会や裏金に関わる議員を一掃した人事で登用した岸田派メンバー。岸田首相本人が教団幹部と面会した問題もくすぶったままだ。
盛山問題を連日特報する朝日新聞によると、2021年10月の衆院選公示2日前、盛山氏は教団関連団体「世界平和連合」が神戸市内で開いた国政報告会に出席。政策協定にあたる「推薦確認書」に署名し、推薦状を受け取ったという。
選挙期間中は平和連合会員10~20人が盛山事務所に出入り。有権者に電話で投票を呼びかけたというからベタベタだ。盛山氏は小選挙区で敗れ、近畿ブロック下位2人目で比例復活。選挙は弱く、教団の支援なしではタダの人になった可能性大だった。
旧統一教会問題を追及するジャーナリストの鈴木エイト氏はこう言う。
「岸田氏と教団幹部との面会が昨年末に報じられたのは、解散請求に激怒した韓国本部の意趣返し。日本の頭越しにリークしたと聞きますが、盛山氏や林氏については違うラインから漏れている。手のひら返しと言える政権の動きにカンカンの教団は岸田派への攻撃を強めています」