岸田首相が旧統一教会系トップと面談…「承知していない」で幕引きできないこれだけの理由
岸田首相が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の友好団体トップと面会していたとする朝日新聞(4日付)の報道に激震が走っている。
これまで岸田首相は教団との接点について「知り得る限り関係はない」としていた。
しかし、朝日新聞によると、自民党政調会長だった2019年10月に党本部でギングリッチ元米下院議長と面会した際、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」の梶栗正義議長が同席。面談は30分にわたり、主に岸田首相とギングリッチ氏が大統領選の情勢などを語り合ったが、梶栗氏と岸田首相も会話を交わし、梶栗氏は岸田首相に名刺を渡し、自己紹介したという。同紙は5日付紙面に岸田首相と梶栗氏が写る面談時のものとみられる写真も掲載した。
岸田首相は4日、記者団に「大勢の同行者がいたが、その中に誰がいたかは承知していない」とトボけ、名刺交換については「同行者と何をしたかは覚えていない」と否定できなかった。