「サボテンの花」はお酒を飲んで聴くと危険…冬の景色が浮かび上がり泣きくずれたくなる
「人は嘘っぽいものを嫌い、魂の入ったと言うべき作品に感銘する」と財津和夫は言う

歌は出だしが肝心、財津和夫の「サボテンの花」を聴いたとき「ほんの小さな出来事に」のイントロで胸に突き刺さった。自分自身を振り返ってみると、恋が終わるときは、ささやかなことで別れてしまうものだ。だがこのささやかの裏には、2人のそれまでの不満があったのかもしれない。
「サボテ…
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