Apple Watchは水中で外れやすい?米イリノイ州のダイバーが湖に落ちた200個を回収
「購入した時のスポーツバンドがついたアップルウオッチをはめて水中でのスポーツをしてはいけない」──湖での落とし物回収のプロがこう警告して注目を集めている。
米イリノイ州ポートバーリントンに住むダイバーのダリック・ランゴスさん(25)は、湖に落とした貴重品を回収する専門家で、「スキューバ・ベア・ダイビング・リカバリー・サービス」という会社を経営している。
これまでに、両親が別荘を所有しているミズーリ州のチェイン・オ・レイクスやオザーク湖で回収したアップルウオッチはなんと約200個! そのほとんどがオリジナルのスポーツバンドがついたものだったという。「スポーツバンドは水中で外れやすいんですよ」とダリックさん。
落とし物探しの最大の“武器”は、水深15メートルまで金属を探知できる高性能金属探知機。落とし主がどこで落としたか分かっている場合は高確率で回収できるそうだ。
依頼を受けた場合の手数料は、成功報酬で200ドル(約3万円)。見つからなかったら無料というから良心的だ。
趣味としても落とし物探しをしており、これまでにたくさんの指輪やスマホを見つけているが、「勝手に売ったりしたことは一度もない」とのことだ。