“排除”された元都庁幹部・澤章氏「小池都知事は臆病者。攻め込まれると過剰反応し失態を犯す」

公開日: 更新日:

 手のひらを返された原因は小池自身にある。

「小島さんは17年に特別顧問を辞職した後、小池知事率いる『都民ファーストの会』の事務総長に就任。聞いた話では、小島さんは、徐々に都ファの都議と軋轢が生じていき、最終的に仲たがいした。小池知事も都ファの都議らと同様に小島さんを疎ましく感じるようになったのでしょう。自らを利する人材は処遇する一方、役立たずになると冷徹に切り捨てるような人ですから、飼い犬に手を噛まれたということだと思います」

「機を見るに敏」と評される小池だが、学歴詐称疑惑の“隠蔽工作”を暴露されてしまう展開は読み切れなかったのか。

「小池知事は世間の風をいち早く察知して動いているように見えますが、意外と臆病者。攻め込まれると過剰反応し、結構な失態を犯しています。今回の告発では、4年前に持ち上がった学歴詐称疑惑を巡る騒動を沈静化するため、駐日エジプト大使館に泣きついたことが分かりました。そんなドタバタを演じず『卒業してます』と居直っていれば、告発されることもなかったわけですよね」

 今年3月に豊洲市場の隣で開業した商業施設「豊洲 千客万来」を巡っては、こんな騒動があったという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された