小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!
随分と早いタイミングでの出馬表明だ。
東京都の小池知事が、29日の都議会定例会の開会日に、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を正式に表明する。
前回2020年の知事選では告示6日前に出馬を表明したが、今回は約3週間前。「スピード表明」を決めたのにはワケがある。
「今回の知事選では、4月の衆院3補欠選挙で全敗し、静岡県知事選でも推薦候補が負けた自民党は独自候補の擁立を断念。小池知事に乗っかることで『知事選敗北』を避けたい思惑がある。小池知事としても自民の支援を受けたいため、互いに水面下で握り、事実上の相乗りになっています。そのため、これまで『風』だけで選挙を戦ってきた小池知事も、今回は自民党の支援団体をくまなく回って支援要請しなければなりません。早期に出馬表明し、挨拶回りに時間をかけたいのでしょう。焦りの裏返しと言えます」(都政関係者)
■原因は“神通力”の凋落
女帝焦燥の最大要因は、小池知事自身の疑惑や“神通力”の凋落だ。