精算日に遅れて交通費をもらえなかった…「バイトは融通が利かない」を肝に銘じよ!
警備員編
60代で職探しをする人にアドバイスしたいのは「バイトは融通が利かない」ということ。正社員のころと環境が違うのだ。
私がそのことを痛感したのは都内の会社で警備員をしていたとき。交通費の精算がきっかけだった。
警備員は自宅から勤務先まで直行・直帰する。往復の電車賃やバス代は自分の財布から払い、後日、精算して払ってもらう仕組みだ。
問題はその書類をファクスで送る期日だ。交通費は毎月23日締めで月末の給料に上乗せして払ってもらう。交通費を精算する用紙には「23日までに送ってください。遅れた場合は認められません」と明記されている。
私は忘れっぽいので、気がついたら23日を過ぎていたということがあった。警備会社に電話して事務員に「すみません。忘れてました。今からすぐにファクスします」と頼んだところ「受け付けられません」とはねつけられてしまった。
正社員として働いていたときは会社の経理部に「ごめんね。精算を忘れてた」と説明すれば勘弁してくれたものだ。事前に催促もしてくれた。同僚同士の寛容さがあったからだ。