コンプラ厳守の反動? ああ、飲み屋で思い切り下ネタを話したい!
「もちろんハラスメント研修はみっちりやっていますけど、セクハラは男性から女性のパターンが圧倒的に多いですし、女性に対して余計なことを言ってはいけない、やってはいけないということが男性管理職も身に染みて分かってきている。でもパワハラは男女問わずでしょ。何げないひと言がパワハラと受け取られてしまうことも。実はセクハラの方が自制しやすいんですよね」(ゼネコン人事担当者)
職場でも家庭でも言葉を選んでいれば、羽目を外したくなるのも分からないでもないが……。
「職場の下ネタはあいさつ代わりなんて時代もありましたけど」と苦笑しつつ、男女問題にも詳しいライターの日々晴雨氏がこう続ける。
「百歩譲って、下ネタを話しても笑って許してもらえる男性って大抵、普通のトークも面白いんですよね。下ネタも話芸として完成していて、誰も傷つけない。一方、絶対に嫌われるのが『で、アナタはどうなの?』と女性に話を振るオヤジ。私生活に探りを入れようとしているのが丸分かりでキモイ。そして大抵、性格がしつこい。是非はさておき、下ネタって相手を不快にさせない高いスキルが要求されますし、人を選ぶんですよ」
アナタは大丈夫?