安倍昭恵氏が裏金候補の“救世主”に…アピる「夫の魂」に《裏金こんにゃく寄付疑惑を説明して》の当然

公開日: 更新日:

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、政治資金収支報告書への不記載金額が2728万円に達し、同党が処分した前議員39人の中で3番目となる金額だった萩生田光一元政調会長(61)。今回の衆院選では東京24区から出馬しているものの、党公認は得られず、比例重複もない背水の陣の戦いを強いられている。

 萩生田候補に限らず、裏金議員はそろって苦境が伝えられているが、そんな中、「救世主」のごとく応援行脚に立ち上がったのが故・安倍晋三元首相の妻、昭恵氏(62)だ。

 萩生田候補の演説会に駆け付けた際には「主人の後を引き継ぐのは萩生田さん」とエールを送り、自身のX(旧ツイッター)でも《萩生田光一さんには何としても当選してもらいたい・・・と主人が思ってるはず》などと投稿。不記載額が822万円に上った丸川珠代・元五輪担当相(53)=東京7区=の応援に入った際には、そろって安倍元首相との思い出を振り返り、弔い合戦のごとく抱き合って涙を流す場面もみられた。

 注目はその発言だ。「今日は主人の魂と一緒に来ている」「今も主人はきっとどこかで『頑張れよ』と応援をしていると思います」ーー。スピリチュアル的な言動で、SNS上では「シャーマン昭恵さん」「イタコ降臨!」と揶揄されているわけだが、一方でこんな意見も少なくない。《昭恵さんも裏金寄付の疑惑について説明するべきではないか》との声だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続