新宿タワマン25歳女性メッタ刺し事件は氷山の一角…水面下で渦巻く「夜の太客」恨み節

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「女のコから《アナタしか頼れる人がいないの》《家賃が払えない。助けて》などと懇願されて数十万、数百万円と貢いだのに、コロナ禍が一服した途端、ひと言の挨拶もなしに突然、SNSをブロックされて……そんな愚痴は耳にタコができるぐらい聞きました。泣き寝入りせず、女のコの自宅を突き止めて押しかけたと打ち明けてくれた男性も、1人や2人じゃない」(田代篤氏)

■コロナ禍以降、水面下でトラブル頻発

 事件化まではしなかった“頂き女子”をめぐるトラブルは、コロナ禍以降、水面下で頻発していたらしい。都心のキャバクラで働く20代女性がこう明かす。

「“枕営業”と割り切った関係の方が揉めにくいんです。逆に体にも触れられないのにせっせと援助してくれる男性は、女に不慣れで純情だから、こじらせると厄介な“地雷”になりがち。結婚を口にし始めたり。私なら避ける。性欲むき出しの男性の方が気楽です」

 和久井容疑者がそうだったかは不明だが、東京・銀座の40代クラブホステスは「相手がお客さまでも、少しでも好意を抱いている男性に金銭的な援助を頼んだりしません。だらしない女と思われたくないから。女からミョーなお願いごとをされた時点で、ほぼ脈はないんですよ」と言う。

 どんな事情があったにせよ、殺人を正当化する理由にはならない。

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