著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

カタストロフを予想する金子勝教授が語る近未来…「正常化バイアスを裁ち切れ」

公開日: 更新日:
いまや「中国EV」が急進化(C)共同通信社

 淑徳大大学院客員教授の金子勝氏(財政学)が日刊ゲンダイのコラムでも指摘するのが「カタストロフ論」だ。カタストロフは「破局」などと訳されるが、金子氏の考えは違う。液体がある時点を境に気体に変化する、幼虫が蛹になり蝶になる──、その変曲点がカタストロフだ。社会でも50年周期でカタス… 

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