新型コロナ流行、熱中症、豪雨…テクニカル分析では早くも「弱気相場」入り
厚生労働省による新型コロナウイルスの全国の感染状況を見ると、7月21日までの1週間に患者数は前の週から1万2262人増えて6万7334人となった。1つの医療機関当たりの平均患者数は13.62人で前の週の1.22倍で11週連続で増加した。
厚生労働省は「増加傾向が続いていて、これまでもお盆明けが感染拡大のピークだったことを踏まえると、今後も感染者が増えることが見込まれる」とした。記録的な酷暑で外出を控える人も多いのに異常な増え方である。復活した訪日外国人の増加と関係があるのだろうか。
新型コロナのオミクロン株の変異種「KP.3」は感染力が強いという。知人の都心マンションでは、ほとんど寝たきりの妻と介護する夫(ともに80代)の2人暮らしの妻が感染、緊急入院した。そのお宅の訪問者は、ケアマネジャー、ヘルパーなど介護職員しかいないという。
ところで、4月1日以降のコロナワクチン定期接種対象者の接種費用の自己負担額は、ワクチン価格が1万1600円で医師の手技料を含めると接種1回当たり1万5300円程度になる。ただ、国は接種1回当たり8300円を助成金として自治体に交付、定期接種の自己負担額は最大およそ7000円になる。