小池都政の“土地狂った”築地跡地再開発 三井不動産などへの借地料が不当に安すぎる根拠
資産価値1兆円なら相場は200億~300億円
借地権には「一般定期借地権」と「事業用定期借地権」があり、都は今回、通常なら住宅などに用いる前者を採用。事業者に「より安く、長期間借りられる」というメリットが生じる。年間の借地料は「土地価格の2~3%」(不動産関係者)が相場で、1兆円ともいわれる資産価値を考えれば200億~300億円が妥当な額だ。
都は2019年、「有償所管換え」なる手法で、中央卸売市場会計で所有していた築地跡地を一般会計に売却。この際の土地評価額5623億円に基づいても、年間101億円は安すぎる。
「三井不動産などの事業計画では敷地内に3つのレジデンス棟を整備し、500~700戸を供給する予定ですが、あくまで事業のメインはスタジアムやホテルなどの商業施設。一般定期借地権は借り主の権限も、より強くなる。事業者には至れり尽くせりで、目に見えない『力学』が働いていると疑われても仕方ありません」(建築エコノミスト・森山高至氏)
都の大型再開発を主導する三井不動産グループには都市整備局の元局長ら都の幹部OB14人が天下り。地面師たちと同様、小池都政も「土地狂っている」のか。
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東京都は7日、小池百合子知事が6日のヤクルト─阪神戦(神宮球場)で始球式を行った際、左膝関節を剥離骨折したと発表。全治は2カ月で、当面の間、公務はテレワークになるという。
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