ベラルーシ日本人拘束騒動はデッチ上げか…日本の情報機関関係者が疑義「現実的にはありえない」

公開日: 更新日:

 同番組では、LINEなどを通じて中西氏が収集した情報などを日本の情報機関の関係者に提供したとしているが、この情報機関の関係者とされる人物は、本紙の取材(9月7日発売)に対し、「寝耳に水の話です。(拘束された)中西さんの妹が以前私の妻でしたが、昨年離婚したこともあり、頻繁に連絡を取る間柄ではありません。放送を見ましたが、(番組で放送された)LINEは3、4年前のもので雑談程度のもの」などと驚きを隠さない様子だった……。

「もし本当に協力者であればプロフィル含め事細かに把握していますが、中西さんはもとより協力者とされる人物についてもこちら側は把握していません。それらの観点からも今回の拘束報道に関しては現時点ではそれほど重要視はしていません」(前出の情報機関関係者)

 ベラルーシの意図は不明だが、事件はデッチ上げられた可能性が高そうだ。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【もっと読む】『プーチンの「後継者」は長女か、次女か…肝入りイベントへの姉妹参加にロシアがザワつく』では、ベラルーシの同盟国ロシアの「21世紀の皇帝」、プーチン大統領の後継者について伝えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  2. 2

    大阪・関西万博「前売り券」は買っちゃダメ! これから700万枚の“タダ券”が世にあふれる

  3. 3

    フジHD「資産価値1兆円強」の不動産群を物言う株主が狙う!下げ材料ばかりなのに株価連日高騰の“カラクリ”

  4. 4

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

  5. 5

    米国債投資は10年物利回り4.4%の「安全な資産」に変わりないが…ネックは“為替レート”の変動

  1. 6

    三井住友銀行「初任給30万円」に引き上げに氷河期世代から恨み節…《実績あげた社員に還元して》の悲痛

  2. 7

    スバル初のストロングHV「クロストレックS:HEV」が絶妙にウケているワケ

  3. 8

    石破首相と賃貸業界団体の深い関係…就任1週間で面会した“唯一の民間人”とは

  4. 9

    自民裏金調査「都道府県連」お目こぼしで“萩生田隠し”…「道府県議会」に絞り込み、お手盛りでお茶濁し

  5. 10

    三井化学の子会社を略式起訴…不正タネ販売、意図的に種子混合の悪質 やっぱり「種子法廃止」は間違い

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係