著者のコラム一覧
中村竜太郎ジャーナリスト

1964年生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から週刊文春で勤務。政治から芸能まで幅広いニュースを担当し、「NHKプロデューサー巨額横領事件」(04年)、「シャブ&ASKA」(14年)など数々のスクープを飛ばす。「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」では歴代最多、3度の大賞を受賞。2014年末に独立し、現在は月刊文藝春秋などで執筆中。フジテレビ「みんなのニュース」のレギュラーコメンテーター。

<第2回> 「タイミングが悪ければ僕も危なかった…」一緒にいたO記者はそうつぶやいた

公開日: 更新日:
日本中が震撼した(C)日刊ゲンダイ

 地下鉄サリン事件は全世界を震撼させた。世界屈指の大都市東京で、まさか殺人ガスが使用されようとは当時誰が予想できただろう。化学兵器を使い一般市民を狙う無差別テロは史上初の出来事だった――。

 大阪に向かう新幹線の中で第一報を聞いた私は、いったいこれから何が起きるのか、漠然と…

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