<第6回>「警察は誰かを捕まえなければ気がすまない」
こけし、いや宇宙人のような風体の男は、仁王立ちで私を睨みつけていた。しかしここでひるんでは負けだ。勇気を出して声をかけた。
「青酸ウーロン茶事件を取材しています。なにか心当たりはありませんか」
すると男はみるみるうちに怒りの形相に変わり、ブルブルと体を震わせたのだ…
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