東郷の「乙案」に杉山と塚田の2人が激しい口調で反対した
外相の東郷も外交交渉の期日を、11月30日夜の12時までに決着が付かなければすぐに戦争に入るという方針を渋々受け入れた。考えてみればむちゃな話である。相手があっての交渉なのに1カ月以内に日本の言い分を通せという。これは戦争を正当化するために外交交渉を進めるという結論にすぎなかっ…
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