ミッドウェー海戦と山本五十六の戦死で「挫折」を迎えた

太平洋戦争の第1段階である「勝利」の期間について、個別にいくつかの史実を見てきた。結論風に言えることは、軍事が軸になって、政治が機能していない点にあった。講和を模索することなど考えてもいない。そしてもうひとつ、指導者は緒戦の戦果に気を良くしておごり高ぶり、国民はひたすら歓呼の声…
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