3人の「平民首相」の暗殺によって暴力の超国家主義を形成

原敬が暗殺されたという事実は、近代日本の歴史がある歪みを伴っていることを裏づけている。首相がテロの対象にされるのは、暴力が公然と政治の方向を決めるということだ。このテロの対象になった首相が政党政治家であることに注目しておく必要がある。
明治18年に伊藤博文内閣が誕生して…
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