中途半端な対中関係を改めて欲しい…孫文が犬養毅に送った心底からの叫び

例えば日本の背反行為には次のようなケースがあった。孫文は第3次広東政府の指導者に復帰したあと、広東総領事に赴任した天羽英二としばしば会っている。天羽は孫文に会ううちに、次第にその考えに引かれている。
むろんそこには外交官としての思惑もあったであろうが、孫文が共産主義に近…
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