田中角栄礼賛論の深層と戦争
あえて「言葉を失う」という表現を用いたが、ほぼ田中角栄と同年齢の「戦場体験者」には2つのタイプがあったからだ。むろん表向きの会話を交わしているだけでは、彼らも心を開かない。しかし私は東條英機の評伝を著すために、軍事関係者に取材するのに一定の法則があることを知るようになっていた。…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,087文字/全文1,227文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】