失われた30年の失政 東証高値更新に34年かかったことの方がニュースだ
34年で中間層が消滅した「貧しいニッポン」

34年前といえば、バブル経済のまっただ中。大谷翔平選手がオギャーと産声を上げる5年ほど前の話である。米メジャーを代表するまで立派に成長した軌跡よりも長い間、二度と届かないと思われてきた「天井」がついに突き抜け、メディアはお祭り騒ぎ。日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新して…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り3,034文字/全文3,175文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
■関連記事
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(76)法規よりも東條陸相の示達が優先しようとした傲慢さ
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (中)再び懸念される日韓関係「冬の時代」の到来…カギを握るのは「トランプ関税」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(75)東條英機の「戦陣訓」作成に協力したという徳富蘇峰、島崎藤村