リベラルなメディアも政党もジェンダー平等論の陥穽に嵌まっている

先週8日は「国際女性デー」だった。関連の話題がメディアにあふれた。記念のラッピング広告に紙面全体を包ませたのは、保守ゴリゴリの産経新聞。
男女の社会的な平等を目指す「ジェンダー平等」は、あるべき理想なのだろうと信じたい。だが近年の支配的な言説には、違和感ばかりが募るのだ…
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