中央官僚が注目した瀬島龍三の法廷
瀬島龍三が東京裁判で証人として出廷したことは、実は戦後の中央官庁の若手官僚たちからも注目されていた。というのは戦前の超エリートが集まる大本営作戦部の参謀が、法廷でかつての敵国であるソ連の側に立って、日本を糾弾すると予想されていたからである。
私は、官僚論を書く時に瀬島と…
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