光クラブ事件(4)学徒出陣組に対する下士官の嫉妬といじめ
光クラブの山崎晃嗣が学徒として入隊したのは陸軍の主計将校を養成する部隊であった。主計将校として、それこそ戦争末期であったから2カ月とか3カ月の教育を終えて、すぐに部隊に派遣されていく。まず山崎はこの期間中にタテマエ主義の軍の残酷さを知るのである。
こうした話は、平成の初…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,117文字/全文1,257文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】