戦後混乱期、見捨てられた戦災孤児たち

ヤミ米やヤミの食糧に手を出さずに餓死する人がどの程度いたのか、はっきりとした数字は不明だが、戦災で両親を失い、家屋も崩壊したために、帰る家もない子供たちの数もまた不明であった。特に悲惨なのは、疎開していた児童、生徒たちである。疎開先からは戦後徐々に東京に戻ることになったのだが、…
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