大本営発表「撃沈」のウソとおかしさ 小学生も見抜いた

昭和18年から19年にかけて、「大本営発表」がどれほど嘘、偽りの報道を行おうと、日本が敗戦の道を歩んでいることは国民の誰もが理解できた。この第3期の崩壊の時代、ある国民学校の6年生の生徒が、大本営発表が発表されるごとに、日本軍が撃沈したアメリカ軍の航空母艦や巡洋艦などの数をグラ…
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