賭け麻雀サイト胴元を全国初摘発…「違法性なし」うたいテラ銭23億円を荒稼ぎ
主なオンラインカジノは、ギャンブルが合法で日本の法規制が及ばない海外に拠点を置くケースが多く、取り締まりが難しかった。府警のサイバーパトロール隊が、国内で違法にオンライン賭博を運営する同サイトを発見し、今回の初摘発となった。
「サイト自体は日本人向けですが、海外の運営法人が管理し、アーシャが連絡役を担当していました。日本人チームは男3人、女3人で会社員、自営業、無職と仕事も住まいもバラバラの集合体です。金の管理やサイトのデザイン、カスタマーサービス、メルマガ、イベントの宣伝担当など、それぞれが独立した形で自宅やその周辺からオンラインで運営に携わっていました。利用料はクレジットカードはじめ、ビットコインや決済代行サービスとあらゆる入金方法があった。会員は主にSNSで募集していました」(捜査事情通)
オンラインカジノはスマホさえあれば誰でも24時間、ゲーム感覚で利用できるため、若年層を中心にギャンブル依存症に陥り、生活破綻につながるケースが相次いでいる。
同サイトも<賭け麻雀の名に相応しい1万円を超えるハイレートもあれば100円程度の低レートまで様々なレートで賭け麻雀を楽しめます!>と盛んに射幸心をあおり、初心者を「沼」にハメ、テラ銭を巻き上げていた。