投打の助っ人に鳥谷まで流出なら…来季の阪神は最下位転落も!?
戻ってこないかもしれない。
今季チームで打撃3冠(打率.314、19本塁打、85打点)のマートン(32)が22日に帰国。直前会見では来季の去就について、「来年はどうなるかわからない」と言いながらも、「米国でプレーすることは誰にとっても憧れ。日本に来る前よりいいプレーができるという気持ちは持っている」と自信をのぞかせた。
阪神に在籍している助っ人は契約が切れても、国内の他球団に移れない。マートンの選択肢は「阪神に残るかメジャー及び韓国、台湾などの他国リーグ」ということになる。
それは、16日に帰国したメッセンジャー(32=以下メッセ)も同じだ。今季12勝を挙げて残留を求められている右腕は、阪神での4年間に97試合に先発、623回3分の1を投げ、39勝32敗、防御率3.03。この実績によりメジャースカウトの評価が上がった。
広島に惨敗したクライマックスシリーズのファーストステージ第2戦、メッセは六回に逆転を許し、なおも2死一、二塁で交代を告げられると激怒。ベンチ前でボールを叩きつけて不満をあらわにした。