物言えば唇寒し…石川遼の負け惜しみ
<HEIWA・PGM選手権 初日 茨城・美浦GC(6953ヤード・パー71)>
久しぶりに国内ツアーに出場した石川遼(22)。初日はイーブンパー、36位タイ。アウト発進で4番から3連続バーディーを奪うも、その後に貯金を全部吐き出して勢いに乗れなかった。10番はピン1メートルから3パットボギー。本場米ツアー帰りにしては何ともお粗末。
「不運だったと思います。(国内ツアーでは)経験のなかったピンポジションです。傾斜に切られているのは珍しいですね。雨の影響で水がたまったからだと思います。アメリカは基本的にカップ回り1メートルくらいは平ら。(カップまで)1メートル(の距離で狙ったところからボール)1つ2つ切れるのは米ツアーにはないですね」(石川)と、設定に“イチャモン”をつけた。しかし条件は皆同じ。この日10番でボギーを叩いたのは、イーブンパーまでの43選手中、石川を含めわずか3人だけ。バーディーは7人もいたのだ。初日平均パット数は1.9167、ランク76位。要するにピン位置をどうのこうの言う前にパットが下手ということだ。