日本代表もJリーグも…柿谷にオンブにダッコの危うさ
10日のJ1第31節のFC東京―C大阪戦。
日本代表エースFW候補、C大阪FW柿谷曜一朗人気が炸裂した。
前売り券が飛ぶように売れ、4年ぶりの4万人超(4万371人)の大入り満員。昨季のFC東京の平均入場者数は2万3555人なので「単純計算で1万6000人が柿谷見たさに足を運んだ」と言っていいだろう。
試合は1―1の同点から終盤に差し掛かると柿谷が真価を発揮した。
後半42分。GKのロングフィードに反応。相手DFラインの背後を突いてGK権田と1対1。ここで心憎いばかりの冷静さで、権田の股間越しに決勝弾!Jリーグでは傑出した能力を見せつけた。
「FC東京の味スタにおける歴代最低観客数が、01年3月のC大阪戦で記録した1万2552人。FC東京の人気自体もイマイチだったし、当時“関西の不人気チーム”に過ぎなかったC大阪が乗り込んでも、客足が伸びるハズもない。げに恐ろしきは柿谷人気と言うしかないが、まさに隔世の感がある」(サッカー記者)