MFがコケたらみなコケる…本田ミラン移籍で深まるザックの悩み
「調子の上がらない主軸のMF香川真司に加え、欧州で最もフィジカルコンタクトの厳しいセリエAで本田圭佑が大きなケガでもすれば、代表は一気に得点力ダウンです。W杯グループリーグ敗退の憂き目にあいかねないと、不安に駆られているのです」(サッカージャーナリスト)
だからザックは余計、本田に関しては心配になるのだ。「憧れのミラン、憧れの背番号10はいいが、チームのポジション争いにしゃかりきになって、オーバーワークの可能性もある。セリエAを熟知しているザックだからこそ、自爆して大ケガしなければいいが……と気が気じゃないでしょう」(前出のジャーナリスト)
心配性で知られるザッケローニ監督。本田の移籍に「今回の移籍がうまくいくと信じている。彼は5月末にいい状態で代表チームに戻ってくるはず」と期待を示したと報じられたが、実は切実な願いなのだ。