W杯総合連覇、日本人最多…それでも沙羅は儲からない
男女の賞金額に差があるのはスポンサー数の差がそのまま表れている。W杯のスポンサー企業は男子の3社に対して女子は2社。欧州のスキー記者によれば、ソチ五輪で欧州勢が表彰台を独占したため、新たに女子W杯への協賛を検討した企業も数社あったそうだが、来季に関しては見送り。高梨の独壇場で欧州勢が目立たないため、広告効果は見込めないと判断したからだ。
高梨は所属先、スポンサー企業からの資金援助で食うには困らないが、W杯の賞金で潤っているわけではないのだ。