巨人だけが「G難度」を使えてハラ立たねえのか セ・リーグ他球団!
体操の技の難度はAからGまであるらしい。前回の東京オリンピックはAからCまでしかない時代。新しい技を繰り出すのをウルトラCと呼んだ。
今やオリンピックや世界選手権で優勝する選手になるとE難度は当たり前、内村航平や加藤凌平はF難度、G難度まで挑戦するようになった。
公式の競技会で自分の考案した新しい技を申請して成功すれば、技に選手個人の名前が付く。トカチェフやコバチなどがそうだ。友人と2人で初めて入った飲み屋で、威勢のいい店員が「いらっしゃいませ伸身のコバチよろしく!」「よろこんで!」とお通しが出てきたなんてこともある(ウソだけど)。
一方、いかに難度が高いオリジナル技だろうと申請した試合で失敗してしまったら、以後に誰が成功させようが選手の名前は付かず、「後方抱え込み3回宙返り2回ひねり下り」などと長ったらしい名前になるらしい。
床運動なんぞスローモーションで見ても分からないようなピョンピョンクルクルを編み出した白井健三。
「さあフィニッシュです、助走で弾みをつけて後方伸身宙返り4回ひねり、着地がピタリと決まったぁぁ!」