肩ではなく腰で体をひねる
「自分でもかなりゴルフができないと、プロに取材した内容を正しく書くことはできない」
そう思ってゴルフに熱中した時期がある。
そのころ、戸塚カントリー倶楽部の山本信弘プロのところに取材に行ったとき教わったことは、今でも忘れることができない。
つま先下がりの傾斜面でバックスイングするときの右腰のひねり方を教わり、おかげでハンディ9が翌年7になった。その頃、ドライバーショットをするとき、バックスイングで体を大きくひねろうとすると右腰が伸びる癖があった。
傾斜の強いつま先下がりで素振りをさせられた。
スタンスより球が低いところにあると、少しでも体が起きたら絶対に当たらない。
つま先下がりではスタンスを広げて重心を低く構え、ひざを曲げたまま腰を低く保ってスイングしなければならないことは分かっている。
ところがドライバーのバックスイングで肩を深く入れようとすると、トップへ行ったときに右腰が伸びることがある。これは改善しなければならないと分かっていても、直せないでいた。