ア軍戦の次も3勝4敗負け越し…ダルを悩ます“天敵後遺症”
2年ぶりのポストシーズン進出を目指すレンジャーズにとってエース右腕によるアスレチックス後遺症は死活問題だ。ア・リーグ西地区首位(22日終了時)のアスレチックスとの直接対決を10試合も残しており、レギュラーシーズン最後の9月25日からは4連戦が組まれている。状況次第ではポストシーズン進出の行方を左右しかねない。特定チームに対する球団連敗記録(ハフ投手が82~88年にかけて喫した9連敗)の更新を防ぐ狙いもあり、ワシントン監督はアドバンスドスカウト(先乗りスコアラー)にアスレチックス打線の分析を指示したという。
ダルがアスレチックスへの苦手意識を克服しない限り、自身のサイ・ヤング賞はもちろん、チームのプレーオフ進出も逃すことになりかねない。