ア軍戦の次も3勝4敗負け越し…ダルを悩ます“天敵後遺症”
レンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が不甲斐ない投球を続けている。22日(日本時間23日)のエンゼルス戦は6回を2本塁打含む5安打5失点で4敗目(7勝)。前回(17日)のアスレチックス戦に次いで今季初の連敗を喫した。
ダルはアスレチックスを大の苦手にしており、ここまで10試合に登板して1勝8敗、防御率4.49。メジャー1年目の12年6月から8連敗。実はアスレチックス戦の次の試合でも結果を残しておらず、ここまで10試合で3勝4敗の負け越し。昨季、7月14日のマリナーズ戦では8安打7失点で七回途中KOされるなど、内容も決して良くない。前日の試合後にダルが「(前回のアスレチックス戦で)完全にフォームが崩れていたが、それを修正できなかった」と話した通り、天敵との対戦は次の登板にも悪影響を及ぼしているのだ。
■いら立ちあらわ
ダルは低めの球を見送ったり、ファウルで粘って球数を投げさせようとするアスレチックス打線にてこずっている。思うような投球ができず、マウンド上でいら立ちをあらわにするのは珍しくなく、力んで腕が振れずに制球を乱して自滅するのを繰り返している。