自己最多12Kでも“成長途上” 日ハム大谷のポテンシャル

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 昨季は体力不足がネックとなり、二刀流というよりどっちつかず。出番も不定期にならざるを得ず、打っては204打席で打率・238、3本塁打、20打点。投げても13試合で3勝無敗、防御率4・23と中途半端な成績しか残せなかった。
 しかし、オフのトレーニングが奏功し、今季は中6日の先発ローテに定着。その合間の打者出場も、形になりつつある。厚沢コーチが言う。

「去年は投手としても打者としても、試合に出たり出なかったりしてたでしょ。あれだけはやめさせたかった。今は(中6日で)だいぶ固定している。昨季は選手からも<今日は大谷試合に出るんですか?>とか聞かれたけど、それが減ったからね。ローテが固定できれば、次の次の登板の準備もできる。昨季は次の登板すら不透明だった」

 体の問題がクリアされた今季、ようやく能力通りの力を発揮できるようになった。しかも体は成長途上だから、能力や実際のパフォーマンスはさらに上向くに違いない。

「あと1年くらいで体もしっかりするだろうし。それまでは丁寧にいかないとね」とは栗山監督だ。

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